やわらかい畳は危険

部屋の中を歩いて柔らかい畳は、ありませんか?もしやわらかい畳があったら畳を上げてみてください。座板がずれていたり、折れていたり、畳の寿命ならば交換したり修理をすれば良いのですが問題なのは、腐朽菌による木の腐れや白蟻の被害です。どちらも床下が湿気ていると盛んに繁殖し触ると崩れるほどの被害を受けていることもあります。

床下の構造材には、建物の全重量を支える重要な役目があり放置しておくと建物が倒壊したり、白蟻の被害が進行し大きな損害につながる恐れがあります。一番怖いのは、その部屋が寝室であり百科事典などが入った本棚、仏壇等、重量家具に囲まれて寝ているときに、それらの下敷きになり重大事故が発生する可能性があることです。

これらの被害、事故防止の為にも畳、床下、湿気にはもっと十分な注意を払うべきではないでしょうか。
もしやわらかい畳があったら畳を上げてみてください。問題がありそうなら早めに白蟻業者、畳店に相談し適切な処置を施してください。

さらっとした畳は気持ちの良いものです。