熊本県い業生産販売振興協会
総合的な学習の場として、畳のある教室を提案しています。
畳教室で特色のある教育を。
色々な学習活動に畳教室の活用を。
畳の上での学習は、先生と子供たちがいっしょになって
自ら特色のある授業を創っていくことができます。
空き教室を畳教室へ地域との交流の場に。
児童数の減少に伴って生じた小・中学校の空き教室に「畳の間」を設置して、地域の人々たちにも開かれた交流を図る場として子供たちとともに多様な学習に活かしましょう。
畳教室設置にも普通交付税が措置されてます。
国は、市町村が小・中学校の余裕教室を改修して、和室や畳のコーナーがある部屋を設置するなど余裕教室の一層の活用を図る財源として、1学校当たり1室の余裕教室を和室に改修する場合の必要な修繕費(材料費)相当分を普通交付税の単位費用に組み込みました。
畳教室で、思いやりと豊かな心の教室を
文部省が和室教育の評価に踏み切った背景には、いじめや不登校、学級崩壊など深刻な教育現場の状況があります。家庭に畳の部屋が減少しているなか、畳の香りや、自然素材であるいぐさのやわらかさは、心にやすらぎを感じさせてくれます。畳のある部屋で、豊かな心を育みましょう。
畳教室を活用して
「大の字になって寝ころぶ」、「きちんと正座して座る」。心を静かに落ち着かせ集中したい時があります。子供たちは何らかの活動をするとき、畳の上では心が素直になるような、そんな不思議な感触を畳は感じさせてくれます。子供たちの活動の場に固い物ばかりではよくありません。畳を敷ける空間があれば、子供たちや教師も心の安らぎを覚えます。イスに座る習慣を一時畳の上へ移す発想で、子供たちの気持ちが安らぎ、近づいて座り、肩を寄せ合い、子供たちが互いを感じながら心を触れ合わせ、ともに活動できる場所を提供できることは素晴らしいことであります。
平成14年度に実施しアンケートでは、92%の児童が「畳の教室ができて良かった」と回答しました。「ゆっくりできる」「いろんなことができる」という理由からです。
畳の間に関するアンケート 対象:八代郡千丁町立・千丁小学校5年生(78名)
問1.学校の畳教室をどのくらい利用しますか? 問2.畳教室はどんなときに利用しますか? 問3.畳教室ではどんなことをしますか? 問4。学校に畳教室があるのは、よいと思いますか?
●良いとこたえた方におたずねします。どんなところが良いとおもいますか?
◎ゆっくりできて、心が落ち着く など・・・・・56名 いろいろなことができる など・・・・・16名
問5.畳の教室について何でもお書きください(畳の教室でしたことなど)
◎読書をしたい・・・・・19名 ◎お年寄りとの交流・・・・・8名
◎カルタ・百人一首などのカード遊び・・・・・19名 ◎畳の部屋を増やしてほしい・・・・・15名
◎いろいろな発表会をしたい・・・・・16名
畳の教室についての聞き取り調査 ●対象:先生(各学級担任)
(1)畳教室の利用状況
1年生:童話発表会・学年集会・思い出集会の練習
2年生:図書室の利用
3年生:童話発表会・グループ発表会・休み時間の利用
4年生:図書室の利用・学年集会・百人一首クラブでの利用
5年生:書初め・休み時間の利用
6年生:書初め・裁縫・休み時間の利用
その他:PTA祭でのあやとり(老人会・婦人会との交流)
生徒指導(正座させて注意する)
(2)管理面(清掃・衛生面など)
○日当たり、通気性が良く、ダニ等の発生もなく問題なかった。
○畳乾し・乾拭き等風情があり子供たちも興味を持った。
(3)生活面や学習面で子供たちにどんな変化(効果)がみられたか。
○図書室の利用が非常に増えた。(畳に座り、リラックスして本が読める)
○本の読み聞かせでは、畳に座ったほうが良く聞いてくれる。
○生徒指導のとき、畳の間で膝を崩して聞くと本音が聞きやすい。
(4)畳教室について今後どのような利用が考えられるか。
○正座をきちんと教えることにより姿勢が良くなる。健康面でも大事。
○作法室(お茶会・生け花など)としての利用。
○生徒同士のスキンシップの場として利用。
安心・安全へのこだわり
熊本畳表
くまもと畳表は、い草の苗づくりから畳表の製織まで生産者が愛情をこめて生産しています。安心できる安全な畳表をお届けするため、天然の染土を使用し着色剤を使用していません。更に信頼できるくまもとブランドをお届けするために一枚一枚厳しい検査を実施しています。
くまもと畳表のできるまで
厳しい検査・検査風景
この天然国産畳表「表示シール」は、天然の良質な「いぐさ」を使用し純粋な国産品の印です。
畳は空気の浄化や保温など、すぐれた性質を持っています。
畳は高温多湿の日本の四季にもっとも適した床材として、生活に生かされてきました。また、畳は二酸化炭素等の有害物質を吸着する他、湿度・温度調整機能など快適な生活空間をつくります。
いぐさ・畳の優れた機能が、見直されています。
いぐさの断面
いぐさの断面は、スポンジ状になっていてたくさんの空気を含んでいます。
特徴1
■弾力性・断熱性・保温性
畳表はい草で編まれたものです。い草の断面を見ると、スポンジ状になって、多くの空気を含んでいます。中の空気が程よい弾力性と断熱の働きをします。
特徴2
■湿気の調節機能
いぐさのスポンジ状の部分は、水分を自然に吸湿する機能があり、空気が乾燥すると反対に放湿する調湿機能を持っています。
特徴3
■空気の浄化作用
い草のスポンジ状の部分には、二酸化炭素や有害な化学物質を吸収する能力があるので、いつも快適です。
特徴4
■適度な弾力性
たたみは弾力性に優れ、ショックを和らげる力があるので、転んでも衝撃が少なく安心です。
特徴5
■吸音効果
空気をたくさん含んでいる畳は、音や振動を吸収する働きがあります。だから、元気に遊んでも大丈夫です。
熊本県い業生産販売振興協会
お問い合わせは〒869-4815 熊本県八代郡竜北町氏鹿島1144-11 TEL0965-52-3637
熊本県経済農業協同組合連合会
〒869-4815 熊本県八代郡竜北町氏鹿島1144-11 TEL0965-52-1710
熊本県
〒862-8570 熊本市水前寺6丁目18-1 TEL096-383-1111