熊本い草の網張り作業

熊本い草 網張り作業 令和元年5月1日

熊本い草 網張り作業

純国産高級置き畳「和極」の畳表である銀河を提供していただいている熊本県八代市でい草農家を営む天津氏とご家族が作業をしている様子をご紹介させていただきます。資料は弊店取引先から添付されたものを引用しています。
い草生産者天津謙治氏と弘也氏
い草生産者天津謙治氏と弘也氏

天津家 家伝の『い草農家の5つのこだわり』

  1. お客さのことを考え、心を籠めて織りあげる。
  2. 農薬の使用を最小限に抑え赤ちゃんからお年寄りまで安心して使って頂ける安全な畳表をつくる。
  3. 天然染土使用で気品高い色合いと肌触りをめざす。
  4. 土作りと水管理を大切にし、コシのある美しいイ草を作る。
  5. 製織では、仕上げ・乾燥・保管のスピードアップに努める。

熊本い草 網張り作業

4月中旬頃になると、い草の先刈りという作業で日の光がい草の根元まで届くようになる。い草の根元に日が当たると、い草は株を張り勢い良く伸び始める。伸びるい草が倒れないように網を張ることで日の光が根元に届く時間を延ばし更なる成長を促す。

い草の杭打ち網張り

い草の刈り取り
伸びたい草が倒れないように杭を打ち網を張る(4~5月)網上げ(い草が伸びて倒れないように伸びるい草に合わせて網を高く上げる)道作り(網を上げる作業用の道)刈り取り前日か直前に網を外す。6月20日頃~7月下旬。網を張ってい草を直立させることにより株や根元部にも日光が届くとともに風通しも良くなり茎が成長します。杭は10aあたり120~130本必要であり、杭が倒れないよう重しのついた道具で1本ずつ人力により打ちこみ作業を行います。また刈り取り時期にはい草の倒れ防止のための網や杭を除去する必要がありこの作業もすべて人力で行われ蒸し暑い梅雨のさなかでの作業はかなりの重労働となります。

熊本い草のくい打ち作業

熊本い草の網張り作業

熊本い草、畳表がきるまで

い草生産者天津謙治氏
私たち家族の『い草農家の5つのこだわり』

  1. お客さのことを考え、心を籠めて織りあげる。
  2. 農薬の使用を最小限に抑え赤ちゃんからお年寄りまで安心して使って頂ける安全な畳表をつくる。
  3. 天然染土使用で気品高い色合いと肌触りをめざす。
  4. 土作りと水管理を大切にし、コシのある美しいイ草を作る。
  5. 製織では、仕上げ・乾燥・保管のスピードアップに努める。

品評会受賞歴
平成28年第42回熊本県い業大会い草・い製品品評会農林水産大臣賞受賞
平成27年第41回熊本県い業大会 い草の部3等
平成26年農林水産省九州郵政局長賞
平成25年全国イ業連合会長賞
平成24年全国イ業連合会長賞
平成23年全国イ業連合会長賞
平成22年全国イ業連合会長賞
平成20年全国イ業連合会長賞
平成16年2月イ業振興協議会長賞
平成15年2月イ業振興協議会長賞
平成元年9月熊本県知事賞
い草品種 ひのみどり
重量 2.5kg/1帖当たり
長さ選別 2番草(7段階選別)4尺3寸~4尺5寸
仕様本数 230cm当たり約4,000本

八代高級畳表 天津謙治氏の「銀河」で作る置き畳純国産高級置き畳和極
純国産置き畳/フローリング畳和極