お客様からのお問い合わせをまとめました。
メールやお電話でもご質問を受け付けておりますのでこちらよりお問い合わせください。
- QセキスイMigusaシステム畳(フロア畳)専用畳とどう違いますか?
- Aセキスイ Migusa システム畳(フロア畳) 専用畳は、弊店が受注しセキスイから発送される畳です。
- Q湿気による畳への影響(特に耐久性)が気になります
置き畳を検討しています。場所は洗濯物をよく干す小部屋(テラス風)になります。
そこで、換気(窓を開けられる)はできるのですが、湿気による畳への影響(特に耐久性)が気になります。このような場合どの商品がおすすめでしょうか?
1680mmx2640mmに敷きたく畳の厚みは20~25mm程度で考えています。できれば合わせて見積りもお願いします。 - A畳に厚みがあるほど耐久性が増し、湿気を吸収出来る容量も多くなります
- Q琉球畳 82×82×1.3cm 6枚の畳にフレームを探しております
ダイケンの琉球畳 82×82×1.3cm 6枚の畳に枠を付けたくてフレームを探しております。そちらで対応可能でしょうか? - Aお客様ご自身での対応となりますが可能です
- Q赤ちゃん用のユニット畳について
赤ちゃんがお昼寝したり、ハイハイしたりするのに、ユニット畳を考えています。手入れのしやすさ、ダニが発生しにくいなどの観点から、和紙、樹脂の畳みがいいかと思っていますが、両者だとどちらが赤ちゃんが使用するのによりいいでしょうか?
また、それぞれ半畳サイズで、厚さ別の重さを教えて頂けないでしょうか? - Aお子様のご成長楽しみですね。
和紙製畳表と樹脂製畳表ですが、ちらもカビやダニは発生しにくい素材です。
カビ・ダニの発生
温度20~30度、湿度80%、タンパク質、炭水化物、アミノ酸、脂肪、その状態の時間など一定の条件を満せばカビが発生します。
畳や床に私達の身体から出るアカや髪の毛やフケ、皮膚がはがれおちたり、パンやお菓子の屑が落ちてそのまま放置するとそれらに細かなホコリがからんできます。続きを読む - Q置き畳に保温シートを使用するときは
保温シートの銀色をしているアルミの面は暖かい側と冷たい側どちらに向けるのが正しいのでしょうか。 - A調べましたところ、保温シートは赤外線(熱)を跳ね返す特性があるため熱源に向けるて使用するのが正しい使い方です。続きを読む
- Q置き畳で半畳サイズか一帖サイズか迷っています。
フローリングに布団を敷いて寝たいのですが - A畳に限らず、小さいものを並べるよりも大きいもので数を少なくする方が安定します。また枚数が少なくなるので購入費用も抑えられます。続きを読む
- Q1帖又は半畳のサイズオーダー置き畳について
93センチ×200センチ(1枚)または93センチ×100センチ(2枚の場合は市松敷き)のオーダーは可能でしょうか? - A2枚にされる場合は市松敷き(巾93×丈100×3cm1枚、巾100×丈93×3cm1枚)でお作りすることが出来ません。巾93×丈100×3cmの同じ畳が2枚になります。続きを読む
- Q置き畳の枠と部屋の寸法について
ストレート枠の部分を少し長めにしていただくことは可能でしょうか? - Aフレームは82cm用に対応しているためご希望のサイズでは120mmと90mm不足します。これに対応するのに必要なフレーム、ジョイナーは下記の通りです。続きを読む
- Q小上がり収納畳に使用する畳の厚みについて
- A頻繁に出し入れされるのであれば、軽い1.5cmの厚みの方が宜しいかと思います。続きを読む
- Q畳のオーダーはできますか
- Aオーダーの可能な商品は各商品の説明に記載しております。それ以外の商品についても対応できる場合がございますのでお問い合わせフォームよりご相談ください。
- Q海外発送はできますか
- Aはい、可能です。これまで海外への発送を数多く行っていますのでお気軽にお問い合わせください。
詳しくはこちらをご覧ください。 - Q縁付き置き畳 楽畳についてのお問い合わせ
フローリングに置き畳を並べ、寝室として使いたいと思い、検討しています。
(置き畳の購入は初めてです。)
ご多忙かと存じますが、どうぞよろしくお願いいたします。 - Aお問い合わせをいただきましてありがとうございます。
同様のお問い合わせを多数頂いておりご購入後にご不便をお寄せいただいた方はいらっしゃいませんので一般的なご使用であれば特にご不都合なくお使いいただけると思います。続きを読む - Q縁付き置き畳 楽畳についてのお問い合わせ
今 我が家はフローリングに布団を敷いて寝ているのですが、朝起きると布団が湿っていてどうしようか悩んでいます。布団の下にい草ラグを敷くのは湿気に効果はあるのでしょうか?From. くりこ - Aくりこ様お世話になります。
朝起きて布団が湿っているのは、床下の冷たい空気で冷やされたフローリングと
ヒトの体温で暖められた布団との温度差により結露が発生してるとが考えられます。
温度差による結露を防ぐには、冷と温のあいだに空気の層を設け温度差を小さくすることが必要で
床下に断熱材を施工し温度差を小さくするか、直接床面に接しない足つきのベッドなどを用いることになります。ご思考のい草ラグよりも、厚手のレジャーマット(薄ければ重ねて)などが安価でよろしいでしょう。
畳では畳の厚さ5cmの縁付き置き畳もございます。
畳、畳表に関するQ&A
畳、畳表についての消費者の皆さんの疑問に思うことについて答えています。今、畳の上で生活している人はもちろんのこと、これから畳の上で生活を始めようとしている人も、ここで代表的と思われる項目を取り上げていますので、参考にして頂いて正しい取り扱いと健康な畳の上での生活をお楽しみ下さい。
広島い製品商業共同組合ホームページより
- Q新しい畳には泥埃(どろぼこり)が付いているのはどうしてですか
- Aい草を刈り取り乾燥する前に染め土を溶いた液で泥染めします。その時にい草の表皮に付着した染め土が質問の泥埃のことです。 泥染めする事によって、い草を早く均質に乾燥することができるだけでなくい草の色素(葉緑素)・粘り・弾力性・艶が保たれ畳表として使用できるい草になります。染土を付けずに乾燥したい草で製織した畳表も最近では作られていますが、染め土を付けて乾燥したい草に比べて各段に粘り・弾力性・艶に欠けるので畳表の耐久性は勿論のこと、使用しているときの色・艶に差がつきます。このように、畳表の表面に付いている泥埃は大事な働きをしています。
- Q最初は青い畳もだんだんと焼けてきますが、何故ですか
- A畳表は天然の植物(い草)で織られていますので、使用しているうちにだんだんと褪色(緑色がなくなる)していき飴色になってきます。刈り取った後の植物の葉緑素の緑色は、日光にあったたり空気に触れるとみるみる褪色してしまいますが、い草の緑色は泥染めの効果によって長持ちします。それでも、緑色の色素は日光や空気に弱いのでだんだんと焼けて褪色していかざるを得ません。褪色と畳表の品質にはほとんど関連がありません。
- Q畳の手入れでしてはいけないことはなんですか
- A濡れた雑巾で拭いたり、室内用の洗剤を使用して拭き取ったりは絶対にしないで下さい。畳表の品質を保持している染土が剥げ落ちて畳表自体が変質してしまい急激に黒っぽく変色したり、耐久性も無くなり早く痛みやすくなります。また、同様に畳表の上での化学物質の使用は決してしないで下さい。
- Q畳は健康によい敷物だそうですが、何故ですか
- A畳表(い草)を生活の中に取り入れることは、皆さんの生活を豊かにするだけでなく健康な生活を約束してくれると思います。畳表(い草)には、空気中の二酸化窒素を吸収して室内の空気を浄化する作用があります。(東京大学工学部西村新研究室)。畳表(い草)の爽やかな香りはアロマセラピー効果があり精神を安定させると言われています。また、嫌われ者だった畳表(い草)に付いている染土は遠赤外線を発散し、生活する人の健康を増進する効果があるといわれています。
昔から言われていますが、梅雨から夏にかけての高温多湿な時期に畳は目に見えないところで部屋の湿気を吸収し、秋から冬にかけての乾燥する時期には畳から湿気を放散して湿度を調節するだけでなく、同じに室内の温度を調節しています。これはい草といった天然素材を使った畳特有の機能で、この素晴らしい自然の働きが四季を通じて健康を支えてくれています。
以上のような素晴らしい畳表(い草)の効用を十分に享受するためにも畳表(い草)の特性をよく知った上で畳を十分に管理していただき、いつまでも健康的な畳の上での生活をお楽しみ下さい。 - Q最近では、畳表にも抗菌処理をした物もあるようですが、どのようなものですか
- A畳表の抗菌処理には、食品用の防カビ剤とかヒバ・檜などの木材の抗菌エキスを主剤にした薬剤を使用して、畳表の表面に吹き付け散布したものが多いようです。食品衛生基準に合った物とか天然系の薬剤なのですぐに人体に影響するものではないと思われますが、科学物質に過敏な人には何らかの影響が懸念されます。
ただ、次の点を留意していただきたいものです。
「消費者の清潔志向に対応して急増しているのが抗菌・除菌商品だ。雑菌(常在菌と呼ぶべきだろう)を取り除くことで、健康を維持しようとするものだが、その実体は、現代人の超潔癖症におもねる商品であって、なかには、本当の意味で健康商品であるかどうかすら疑問のものもある。そもそも人間の体内には、1.5キロもの常在菌がいるとされ、それら細菌類との共生を図るのが、実は健康の「こつ」でもある。時に忌み嫌われる大腸菌も、人体に有用なものだ。ところが、現代人の超潔癖症にかかると、それらの菌は雑菌と呼ばれ絶滅の対象となる。O157が猛威をふるったことは記憶に新しい。本来は他の雑菌類と競争状態になると生存率が下がる弱い菌だ。しかし、発生源となった給食センターはある程度清潔にしなければならないために、常在菌を殺し、結果的に弱い菌に活躍の場を与えることになっている。」
(1998年5カ月23日号週間ダイヤモンド 大ヒット「環境商品」は本当に地球に優しいか 東京大学国際・産学協同研究センター長・教授 安井至)
新建材の普及にともなって起きて来ている化学物質過敏症いわゆるシックハウス症候群(1988年11月6日号 週間ポスト あなたの住まいに潜む「環境ホルモン汚染グッズ」 久野勇と週間ポスト特別取材班)に対して、身近の化学物質を遠ざけるだけではなく、常在菌とうまくつきあうことによって人体の本来持っている復元力・抵抗力・免疫力などを増強すべきであることの指摘が、現在されるようになっています。コマーシャルリズムにのってただやみくもに恐怖心をあおって清潔志向を助長するだけの商品であるかどうかを、厳密に判断することが必要でしょう。
しかし、生活する人の事情等によっては抗菌処理をした畳表を使用することも悪いこととは言えないので、よく検討して自分の健康に最も有益な製品をご利用ください。 - Q有機栽培畳表と表示されている畳表がありますが、畳表において有機栽培の意味はどのようなことなのですか
- A言葉道理に解釈すれば、有機肥料で栽培されたい草を使用して織られた畳表を有機栽培畳表というのですが、現在まだ、い草の有機栽培について明確な基準となる物がありません。なかには、他産地においては売らんが為に有機栽培と称しているとしか思えない品質の畳表まで見うけられるようです。
確かに、有機質をふんだんに吸収し育ったい草は、茎も細く丸みをおび、弾力性に富、粘りがあり優れた光沢をみせ艶があります。ここで大事ななのは、有機肥料は作物が吸収するのに大変難しい肥料であるので、ただ単に有機肥料を水田に投与すればそのままい草が吸収してくれるものではないということです。
有機質をい草に吸収しやすい形に分解してくれる土壌のなかの微生物やその微生物が分泌する酸素の働きを借りなければなりません。土壌微生物と有機肥料そして健康ない草に育てる栽培技術が伴って有機栽培の価値が出てきます。
い草にとって一番大事なことは、成長段階に応じて必要な養分を有機質を中心にして補給してやることですが、有機肥料に頼りすぎるとかたよってしまいがちになる栄養分をバランスよく化学肥料で補うことは、決して悪いことではありません。ただ単に、言葉の上で有機栽培と言うことを弄(もてあそ)ぶもではなく、良質ない草をどのように栽培して、高品位の畳表を消費者に届けるかが要求されているはずです。
したがって、有機栽培と称する限りは、有機栽培と名乗るだけの品質を保持し、有機肥料の養分を十分に享受したい草を使った畳表について相応の価値をする事を惜しむものではありませんが、単に有機肥料を水田に投与したことをもって、有機肥料栽培を名のるだけの品質を持たない草で製織された畳表では、消費者の期待を欺くことになるでしょう。(参考文献農文協刊 土壌微生物の基礎知識、西尾道徳著など)
畳表についてなかなか正しい知識を手に入れることの難しい消費者にとって、有機栽培と表示している畳表を見て、表示されているだけの品質を見極めるのはなかなか難しいことですが、光沢に富・弾力性があり・粘りに富んで・手でつかんだときに柔らかく押し返してくるい草を使っている畳表を選んで、畳に使用して下さい。 - Q最近、い草のすがすがしい香りと違う鼻を刺激する異臭が新しい畳表からする事がありますが何故ですか
- A消費地においてはあまり知られていませんが、残念ながら現在、他産地においては硫黄薫蒸した畳表が高級品として消費地に出荷されています。硫黄を燃やしたときに出る漂白作用のある二酸化硫黄という有毒物質で薫蒸したい草(そうすると黒味が消えすっきりした色調のい草になる。)を使用して製織した物です。
「二酸化硫黄は、刺激臭のある有毒な無色の気体で、水に溶け、そ水溶液は酸性を示す。二酸化硫黄は劇薬の硫酸製造の原料として多量に用いられる。また、漂白剤・殺虫剤・医薬品などの原料にも用いられている。」(高校科学教科書)といった性質を持つ二酸化硫黄のい草・畳表えの残留量とかその影響が無くなるまでの期間(保管方法によって異なる)など人体に対する悪影響の懸念のある畳表の製造は極めて危険なことではないだろうかと危惧しているところです。しかもそれが、高級な畳表として流通している現状に危機感を持たざるを得ない思いです。
また、粗悪な畳表の表面を着色加工(樹脂加工)して、見栄を良くした畳表も自然で爽やかな畳表の香りとほど遠い着色料の臭いがします。どちらにしましても、い草本来の収穫されたままの自然の生きづいている畳表とは、全く違うものです。
目先の見栄えにとらわれると、本来の自分の思いとかけ離れた畳を手に入れることになってしまいますので、近所の畳やさんとよく相談して、できるだけ自然に近いい草で製織された畳表の使用をお勧めします。 - Q最近では、外国産の畳表が輸入されているようですが、どのような物なのですか
- A近年、外国産畳表が多量に輸入されるようになっています。特に中国から輸入されているものは量的に国内消費量のかなりの数量に及んでいます。
消費者の皆さんの目から見ると一見国内産の畳表と変わらないように見えますが、土壌の差も勿論のことい草の収穫後の取り扱いの差によって品質・耐久性に格段の差異が生まれています。とりわけ泥染め後の違いは決定的とも言えるものです。
通常国内においては65度前後の温度で12~15時間かけて火力乾燥(60度前後で15時間以上かけて乾燥している生産者もいる)していますが、中国においては100度に近い高温で短時間(6~9時間)で乾燥を上げているので、繊維の組織を壊しい草の持っている粘り・弾力性を乾燥段階で無くしてしまっています。また畳表の製織後の乾燥も高温で行っているので、そこでもい草の繊維質を痛めてもろく表皮のはがれやすい耐久性のない畳表になってしまっています。
その上、い草の先が枯れたり、茎にテレ・焼けが出るのを恐れるあまり十分にい草が充実する前の若いうちに刈り取るため(い草を刈り取る時期が日本に比べてかなり早い)に、表皮が薄いだけでなくもともともろいい草でもあります。
また、中国ではさまざまな水田で栽培されたい草を混ぜて乾燥したり、畳表の製織をするのでい草の泥染めの時に顔料を加えて色合いの統一を計っていますので自然の風合いに欠ける物になっています。その上、製織後の畳表自体を着色加工して色合いの統一を図っている物まであります。
したがって、中国産畳表の多くは建売住宅・集合住宅・賃貸住宅等の新畳や賃貸住宅の表替えなど中級品以下の低価格の畳に使用されることが多いようです。一般住宅にも最近では中国産畳表を使用することもあるようですが、着色剤が他の物に付着したり、表皮がもろいため数ヶ月で畳表の表皮がはがれたりといったクレームが一部に発生しているようです。
畳表の良し悪しは数ヶ月、数年使用して始めて目に見える形で現れるものなので、自分で使う畳表については、耐久性・美しく焼けていくなど品質について吟味していただきたいものです。やはりただ畳表というだけでなく本物の自然を感じ取れる高品質な畳表こそ、花鳥風月のなかで生きてきた日本人の住環境にふさわしい物ではないでしょうか。 - Qい草を使用していない畳表があるそうですがどのようなものなのですか
- Aい草を使用していない畳表には大別して化学物質系のものと紙系のものとがあります。
化学物質系のものは語るまでもないのですが、紙系のものもうもその表面は科学的にコーティングされているので引っ掻きキズに弱くキズの所から毛羽立ってきます。また、その使用感は肌にべとついたり冷たい感触がありい草を使用した畳表に比べて決して爽快な物とは言えません。
その上、非い草系の畳表はカビやダニが発生しないとメーカーでは宣伝していますが、使用している間に畳表の目の中に有機質の塵・埃が溜まりカビ・ダニの発生の元になります。また、青みが無くなりにくいことによって畳表の目に詰まってくる塵・埃が黒く浮きあがってきて全体の色合いが汚く不潔に感じられる場合もあります。
非い草系の畳表が燃え上がると有害物質が発生する危険性にも注意したいものです。使用する場所によっては一概に良くないものとは言えないので、使用者が冷静に判断した上で用いることをお勧めします。 - Q畳に発生するカビ、ダニにどのように対処したらよいのですか
- A畳の表面を覆っている畳表は、原料をい草という草で織り上げたものです。
有機質の草を使用していますから条件が整えば、どうしてもカビが生えます。それは生鮮食料品を空気中に放置したままにしておくと、すぐにカビが生えることと原理的に変わりありません。
畳表は水分を吸収しやすいので、室内が湿気過多になり極めて不健康な状態になるとカビがどうしても生えてきます。
したがって、カビの生えるのを防止するたまに次のことに気をつけてください。
■室内の換気に気をつけて、湿気が室内にこもらないようにする。
■梅雨から夏にかけて、畳の表面がべと付く時には乾拭きして表面の湿気を拭き取り、天気の良い日には窓を空けて風邪を取り入れてください。
また、どうしてもカビが生えてしまった時には、乾拭きしてカビを拭き取った後、室内の過剰な湿気を取り除くためクーラーの除湿・除湿機を動かしてください。
機密性の増した現在の住宅では、一度入り込んだ湿気が室内にとどまりやすくなっており、思わぬ時・所にカビが生えやすくなっています。健康な生活をするための拠点である部屋自体を、健康な部屋として十分に管理すれば、そこにはカビと無縁な生活がまっています。
なお、最近では、防カビ剤を用いてカビの発生を抑えた畳もできています。いろんな種類の薬剤が使われていますが防(殺)カビ剤であるかぎり細菌を殺す効果があるものなので、決して人体に悪影響を与えないとは言えません。また、防カビ剤によってカビが生えていないから、その畳が健康的な状態であるかどうかは分かりません。
何故なら、部屋自体が過剰な湿気に侵されていても防カビ剤の効果でカビが生えてきませんが、そこには湿気にあふれた極めて不健康な状態が存在しています。そんな部屋が健康的な部屋と言えるでしょううか。ただ、どうしても緊急にカビを除去しなければならない時には、多少のリスクはありますが、防カビ剤に頼らなければならないかもしれません。
畳はカビが生えやすいから嫌だ、木質系のフロアーの方が良いと思う人がいますが、決して畳の部屋が劣ったものではありません。カビの問題一つをとっても、同じ条件にある畳の部屋にカビが生え、フロア―にカビが生えなくてもその部屋を取り巻いている湿気等の状況は何一つ変わっていないのだから、カビが目につかずに気づかないからっといって、そのフロア―の部屋が過剰な湿気に包まれていることに変わりありません。
極めて、過激な意見かもしれませんが、畳は室内が過剰な湿気に見まわれたときにカビを発生させることいよって<そこに住む人に警告を発してくれているおだと言えないようでしょうか。建物・部屋の健康度のバロメーターを畳が果たしてくれているのかもしれませ。畳はカビが生えやすいものだけに、健康的な住宅・部屋を手に入れることが出来ます。
なお、インシュレーションファイバーボードなどの建材畳床を使っている畳には、床と畳表の間に湿気が滞留しやすいので、藁床を使っている畳に比べてカビが発生しやすくなります。